楽友会通信

 NO.33 
平成20年6月

   目次                 ・・・・・・・(ペ−ジ)

1.故郷で(室戸市佐喜浜町)・・・・・・・・・・・・・・・・・1

2.所沢市文化フェスティバルで演奏・・・・・・・・・・・2

3.野火止倶楽部・第一回 指笛コンサート・・・・・・2〜3

4.久振りにデイサービスに行きました・・・・・・・・・・3〜4

5.事務局からのお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

 

 

先輩はスゴイ!

   1 故郷で(室戸市佐喜浜町)  
                                 竹中 速雄  


「妙技指導 後輩に披露」=高知新聞
 室戸市佐喜浜町出身で、指笛演奏のボランティア活動をしている竹中速雄さん(60才)=千葉県船橋市=がこのほど、母校の佐喜浜小学校で全校児童や住民ら約100人に妙技を披露した。竹中さんは通産省(現・経済産業省)を退職し、財団法人貿易研修センターの理事を務めている。25年ほど前、指笛の創始者といわれる田村大三氏に師事。各地の老人ホームや小学校で演奏会を開くなど普及活動を続けている。
 今回の演奏会は、谷村幸利校長と竹中さんが同級生という縁で実現。竹中さんが収集したタカラガイやホラガイなど、貝類の標本約150点も体育館に展示した。
 海外勤務の思い出などを語りながら、指笛で「大きな古時計」「イエスタデイ」など6曲を披露。
人さし指を口に入れ、舌の位置を微妙に変える方法で音階を作り楽曲を奏でた。楽器がないとは思えないほど美しく優しい音が体育館に響くと、児童らは「どうやって音を出すの?」と興味津々。
 竹中さんは[指笛もコミュニケーションのひとつ。貝は児童たちに海の向こうの広い世界に対する好奇心や想像力を高めてほしいと展示した。将来は地元に小さな博物館を造り、少しでも恩返しができたら」と夢を語っていた。(高知新聞・海路佳孝)

(平成20年3月25日高知新聞に掲載された内容を紹介しました=武井)

 

指笛は屋外で楽しめる最高の楽器!と実感しました

2 所沢市文化フェスティバルで演奏
                                 河津 菊枝

 
 4月5日(土)所沢市の航空記念公園で開かれたフェスティバルはなかなか歴史があり、今回23回目ということです。
 ステージに上がって演奏する団体はアマチュアからCDを出す程のバンドなど賑やかな顔ぶれが出演するので、私たちも大いに気合が入りました。尺八とフォルクローレの演奏にはさまれた出番でしたが、CD(石原泉先生演奏)の伴奏で指笛は河津、奥津、片山・口笛は斎藤、関口さんの「マウスミュージック」の仲間と共演でそれぞれ「花」「ふるさと」「一晩中踊りあかそう」口笛で「村の娘」「荒城の月」など演奏しました。
 広い公園で気分良く演奏すると通りがかりの人々もステージの前で足を止め注目!おりしも私たちの演奏中、桜の花びらが舞いつづけいつまでも声援してくれているかのようでした・・・・・。早速、7月6日(日)に東村山公演のお話があり出演を快諾してきました。

 

 

指笛音楽の波紋が広がる予感です

  3 野火止倶楽部:第一回 指笛コンサート
                               村山 壮人
 

 桜満開の4月6日、清瀬市児童センター「ころぽっくる」で、100余名のお客様の前で、楽しく愉快に、初めてのコンサートを開催しました。地元女性コーラス「レ・カノン」の応援と、楽友会から有吉憲行・潤子ご夫妻、片山陽一さんの友情出演を受け、日頃のレッスン風景もおりまぜて3歳から69歳のメンバーで、バラエティーに富んだ内容でした。
 特に、有吉憲行さんの草笛は、さすがカーネギーホールで演奏してきただけの実力を遺憾なく発揮されました。また、日頃は音楽指導とピアノ伴奏担当の余越真理さんが、教え子の木藤由夏さんと連弾でベートゥベン「運命」を演奏され、一味違うよろこびを与えてくれました。
 


 田村大三・静海両先生には、教会行きをキャンセルしてお出でいただき、お祝辞を頂戴しました。「静かな池に小石を投げよ 丸い波紋が 大きく大きく広がって どこまでも延びてゆく 正しい波 喜びの波の 源をつくれ」と、後藤静香の「権威」の一篇を取り上げ、指笛を通して広く人々の中に、正しい波、よろこびの波がひろがっていることを、讃えてくださいました。
 毎月2回、火曜日の夜 18:00〜21:00「ふれあいの家」でレッスンしています。ご一報の上、お出かけください。
            連絡先・ 村山まで

 

 


田村大三先生の5月の出来事と静海先生のご心境を伺いました

 4.久し振りにデイサービスに行ました 
                          田村 静海
                                                  
 
 大三は5月29日久振りにデイサービスに行きました。5月10日に大三は転倒し一週間入院しました。頭を打ったので脳の出血を心配しましたが三回目のMRI検査の結果異常なしと診断され、一週間で退院できました。 入院中、私は病院に泊まり大三の看護をしておりました。ここでも病院長をはじめ看護士の方々の優しさとご好意にふれ、心身ともにゆったりと看護ができました。結果大三になにごともなく退院できましたこと全てに感謝しています。
 大三は95才(病人でない年相応)の日常生活を過していますが、介護の中で「ベットから車椅子への移動」を退院後は私のリフト操作でしています。その操作も最初は大変不安でこわかったけれどケアマネージャーさんに指導を受けて3〜4回行っている内に慣れました。今ではこのリフトがあるので力の必要な介護はかなり楽になり、操作のたび緊張しながらいいものがあると感心しています。
 大三が自宅で快適な日常生活を続けていけることが私の喜びであり幸せです。
 私は77才になります。私自身が健康を維持し明るい毎日を過すことが、大三を支えていけることと信じてリズムを崩さず無理のない介護を心掛けています。

 指笛音楽の創始者田村大三の存在を大切に思い、力としている私を楽友会の皆さまは同じ気持ちで、私を支え励ましてくださっています。日頃から皆さまに励まされ、見守られ、お力添えを頂いているだけで、私は充分幸せと思っておりますのにこの度は、その皆さまに「喜寿を祝う会」を6月7日に開いていただくことになりました。本当に嬉しく深く感謝申し上げます。


 指笛音楽の創始者田村大三の存在を大切に思い、力としている私を楽友会の皆さまは同じ気持ちで、私を支え励ましてくださっています。日頃から皆さまに励まされ、見守られ、お力添えを頂いているだけで、私は充分幸せと思っておりますのにこの度は、その皆さまに「喜寿を祝う会」を6月7日に開いていただくことになりました。本当に嬉しく深く感謝申し上げます。

 

 


5. 事務局からのお知らせ


 @ 6月に発表会の出演者募集・・出演料2万円 
 A 25の会:6月21日(土)・7月19日(土)・8月30日(土)
      *いずれも発表会出演者の練習日になります
          練習する人は午後3:00より
          25の会出席者は午後6:00から
 B 7月6日(日)新宿ゴーゴー広場でチャリティーコンサート
    AM11:00〜PM2:00 どなたでも出演できます。雨天中止! 

* 各地で指笛の演奏を行い指笛音楽普及の活動をしている方々のお声を聞かせて下い。イベント、慰問等で指笛音楽を披露して欲しいなど要望がありましたら事務局までお知らせください  
      楽友会事務局 斎藤秀元 まで

 

 

 編集後記  (武井洋子)
 2回目の編集担当になりました。5月の発行予定でしたが遅れてしまい申しわけありません。まだまだパソコン操作が未熟なもので・・・・・・。
 次回は松谷さんです、あれこれと情報をお寄せ下さい