2001/9/30 指笛楽友会発行
(年4回発行)

田村先生 2001年9月18日付け
    秋田魁新報に大きく登場

田村先生が出身地秋田県の著名な新聞「秋田魁新報(明治7年創刊)」に大きく掲載されました。魁新報では「継ぐ」というテーマで、秋田県出身者が培ってきたいろいろな文化や技術等の伝承をシリーズとして取り上げています。
この度、田村先生と指笛音楽が対象になりました。仙北町の先生の母校には指笛の記念碑「指笛音楽の里」が建っていますが、町としても田村先生の指笛を受け継ぐ町民を育てたいと願っています。3年前から指笛講習会とミニコンサートが催され、楽友会が協力してきました。今年も10月28、29日の両日に渡り、先生ご夫妻と竹中・有吉両氏によって通算5回目の講習会とミニコンサート(小学校2、中学校1、その他1)が行われます。
掲載紙のコピーを次ページに用意しましたので感想などお聞かせください。田村先生への取材は8月15日に行われました。その他は電話やEメールでなされたようです。地元でも反響が大きく関係者は嬉しい悲鳴をあげているそうです。10月8日には指笛がふけるようになった中学3年の女子学生を中心に秋田テレビの取材も予定されています。

秋田さきがけ新報の記事は現在インターネットでもご覧いただけます。(笹)
探し方としては、始めのページからずっと下のほうにある連載企画「継ぐ」
をクリックして第37回の指笛演奏家をクリックしてください。

シリーズ『私と指笛』
 大好きなシャンソンでレッスンを

河津菊枝(本会会員)

指笛を初めて知ったのは職場の公演会で、田村大三・静海先生の生演奏を聴いた時でした。その際同僚だった松本時恵さんにレッスンの話を聞き、楽器を持ち運びせず、歌詞を覚えなくても、大好きな音楽の道に進めることに興味を持ちました。
そして入門後、静海先生の発声練習を受けるうち、生来のハスキー声が自分の気づかないうちに声帯を痛める発声で、それまで無理していたため声帯にポリープを作り、手術を2回も受けていたことに気づきました。
小学校からたて笛、中・高と合唱にアナウンス部と音楽に触れ合ってきたけれど、先生のイメージトレーニングを受けるうち、自分の生き方もプラス思考に、肩の力を抜いて自然と一体となるよう気をつける発想ができるようになった気がします。
また指笛の仲間とは仕事の愚痴や子供の悩みを話し、慰めてもらいながらストレスも解消し、10年近くたった今では大切な友達となっています。
さて、レッスンもようやく高等科を卒業し、「近所の公民館ででも教えられるかな」と思ったのですが、やはり指導する側に立つにはどんな曲でも即興でできなくては、教わる方が信頼してくれないだろうと思いました。これが10年もレッスンを受けた実力なのかというくらい気持ちとのギャップがあります。そこであと10年を大好きなシャンソンを中心にレッスンを受けながら、指導者養成コースに入ったような気持ちで学んでいきたいと思っています。仲間の皆様のご指導も宜しくお願いいたします。

2002年度指笛音楽研究発表会 関係ニュース

6月23日、9月25日の2回の役員会で来年度の発表会について話し合われ、下記のことがほぼまとまっています。

  1. 期日      2002年6月30日 (土)    (確定)

  2. 会場      中野もみじ山文化センター
             なかのZERO (小ホール)

  3. 時程      夕方からを予定。午後の時間帯も確保してありますので
             本番とおなじように練習が可能です。

  4. 演奏内容   門下生の発表、恵先生の演奏、美鈴会の合唱
             田村先生・静海先生の演奏と独唱

  5. 参加申込と発表曲の登録
             一人2曲 6分以内 (合同で演奏した場合でも一曲としてカウントされます)
             申込 12月

  6. 参加費    2万円


事務局より

※ 切手のご寄付ありがとう

  N.Nさんから記念切手等1万円相当を頂戴しました。
  楽友会通信の発送にしようさせて頂きます。
  Nさんは田村先生の演奏会や門下生の発表会に毎回、
  お仲間を誘って下さっています。  感謝!