指笛音楽69周年記念 指笛音楽研究発表会

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2003年8月10日(日) 開場13:00 開演13:30
練馬文化センター・小ホール
指笛楽友会主催

舞台袖から ・・・ 笹原

出演者のプロフィール・コメント

♪ 田村 大三 ・・・ 21歳より指笛を吹き続けて69年。
              今年4月に卒寿を迎えました。今までに演奏してきた数々の曲、約500曲程のレパートリがありますが、その中でも多くの人達に強い印象を与えた曲が、本日演奏する「口笛吹きと小犬」です。勢揃いの弟子達をバックにしてこの曲を90歳で演奏出来るのは最高の幸せです。

♪ 山本 静海 ・・・ ロジーナは心を寄せているリンドロ
              (実はアルマヴィヴァ伯爵)の愛のセレナーデを窓辺から聞き、恋文を手にリンドロへの恋心を歌う。
“心さだめつ手だてつくしてこの恋とどけよう”と歌うこの曲は、音域がひろく、全曲にわたって絢爛たるコロラトゥラ唱法が駆使されています。ドラマティックの声でコロラトゥラの唱法を学びました。効果が表せたら幸いです。

♪ 石原 翠 ・・・ (田村先生のお孫さん 4歳)
            ヴァイオリンはまいにちがんばっています。
            ゆびぶえのおじさんたちも、じょうずにふけますように。

♪ 楽友会 ピアノ伴奏  石原 泉

♪ 女声合唱  美鈴会

プログラムより 楽友会出演者のコメント

  1. 市原 崇行・・・名誉ある新宿教室(読売文化センター)の一番打者として手を挙げました。私の一吹きで教室の評価が決まってしまうとの重責をひしひしと感じています。

  2. 有吉 潤子・・・指笛の発表会は初参加です。結婚40年以上たってまだまだ新しいことに二人で挑戦できることを主人に感謝しつつ、今この時を大切にして吹きます。未熟ですがどうぞ温かい心でお聴きください。

  3. 竹本 雪人・・・2回目の参加ですが練習時間も少ないので、一回目のように頭をカラッポにして頑張ります。

  4. 安西 武雄・・・2回目の発表会、指笛の素晴らしさをお伝えできれば・・・ リラックスして演奏出来れば・・・ との思いです。

  5. 片井 久雄・・・上京しての発表の機会は少ないですが、何度吹いても確実な音を出すことの難しさを感じております。ワビ、サビ、カスレ、などと言ってはいられません。いつでも何処でもきれいな音を出すのが永遠の課題です。

  6. 笹原 和則・・・福岡県からやってきた「指笛がないと生きていけない人間」の一人です。いい音で演奏を終えたときに、例えようのない喜びを感じます。また、うまくいかなかった時の悔しさも活力になります。さて今日はどちらでしょう。

  7. 奥津 恭子・・・指笛創始者の田村大三先生のもとで指導を受けられる幸せを今更ながら感じずにはいられません。まだまだ若輩の私ですがこれからもお仲間といっしょに指笛を楽しみながら続けていけたらと思っております。

  8. 藤好 清晴・・・指笛を始めたのは、定年退職した年でした。時間的余裕もできるので、新しい趣味として挑戦することにしました。指笛では息子の方が先輩で、息子の誘いもあり始めましたが苦労しています。これからも継続して頑張りたいと思います。

  9. 有吉 憲行・・・指笛を教わって7年目になりますが、発表会で妻との二重奏は初めてのことです。演奏できる喜びでいっぱいです。また私は世界の歌が好きですので今回は「ユーモレスク」を選び独奏することにしました。

  10. 藤好 真也・・・今から10年前、テレビに出演されていた田村先生の音色に感動し、指笛の門をたたきました。はじめはなかなか音がでませんでしたが、約半年後に曲が吹けるようになりました。そして、5年前には父親も入会し、今では親子で演奏しております。

  11. 武井 洋子・・・今年もこの舞台に立つことが出来ました。現在、過去、お世話になった方々に心から感謝して演奏いたします。

  12. 塩谷 彰宏・・・こんにちは、毎年青森市から、この発表会に参加させていただいております。いつもテープの伴奏で練習していますので、自分の好きな伴奏の曲と出会うととても嬉しくなります。今日の2曲も私の大好きな曲です。

  13. 河津 菊枝・・・シャンソンに挑戦し始めましたが、愛の深さ、心の奥行きに改めてむずかしさを感じるこの頃です。

  14. 斉藤 秀元・・・「歌心を指笛に」と言う気持ちが大切だと思っています。一日も早くここにたどりつけることを願って練習しています。

  15. 中村 倫二・・・指笛は演奏者により音色が全て異なります。私にしか出せない音色により、少しでも感動が伝われば嬉しいですね。

  16. 松谷 茂・・・現在は腹式呼吸によるビブラート演奏を目指していますが、真似事の域をでません。発展願望人、残念ながら、今でも発展遅滞人・・・

  17. 竹中 速雄・・・指笛を吹くようになって健康でありたいと思うようになりました。歯を大切にするようになりました。音楽全般にとても興味が出て来ました。指笛を吹くと爽快です。

  18. 村山 壮人・・・1944年新潟生まれ。25歳の時、社会教育団体・心の家の大先輩である田村大三先生と出会う。本業は、防犯カメラの取り付けなど電気工事会社の社長。指笛は、青少年教育のボランティア活動に役立てている。

  19. 青山 久美子・・・2月末、運転中に追突され、ムチ打ち・偏頭痛・・・と不調続きの数ヶ月でしたが、ジョグ・ウォーキングの再開で少し落ち着きました。普段遠のいている指笛も年に一度この集まりに参加し、熱心な仲間の皆さんから刺激を受け、何とか留まっています。名古屋在住。

  20. 水沼 武彦・・・世界で始めて原子爆弾に泣き、苦しみ、半世紀がたった。戦争の罪悪なこと。平和を切に求めてきた。が、人間の罪は罪を生み、世界にまだ平和は実現しない。しかし、約束の平和は必ず実現されると信じ願いつつこの歌を歌います。

 

 

舞台袖より ・・・ 笹原

僕は比較的遠くから当日のみの参加で、しかも交通の便の関係で少し遅れて入った時には恒例のプログラム整理が始まっていました。僕は不器用で、紙をうまく一枚ずつ取れなかったのでちょっと邪魔になっているようでしたね。

デジカメでホームページ用にたくさん撮りたいところでしたが、舞台袖を手伝ってくれということで、本番中は全く撮れませんでした。藤好さんがビデオ、大塚さんが写真を担当していますので、また楽しみにしています。数少ないデジカメ写真から紹介します。

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舞台では手作りの花の飾り付けが淡々と進んでいます。
進行アナウンスは斉藤さん、テープの音出しは中村さん。
中村さんは役割的には舞台監督をやり、テープもやり、自ら出演するというハードな立場のお一人で、お疲れさまでした。

 

武井さんも花を気にかけつつ自らのリハーサル。
泉先生はリハーサルも本番も伴奏する曲数が多いのですが、
その分楽友会メンバーは贅沢をさせていただいています。

下の写真はもう終了後ですね。後ろは青森から来た塩谷さん。
指笛音楽会の高橋先生もお越しで、談笑されていました。

田村先生は本当にお元気で、リハーサルからピアノの位置や立ち位置の指導。
指笛の指導もされていました。
本番中、舞台袖でも会員の演奏を聞いて、「今の音は惜しかったな」
と近くの人に言って回るなど自分の舞台のように感想をおっしゃっていて、頼もしく感じました。

田村先生の演奏は楽友会のメンバーに囲まれて、なごやかに自由に演奏され、
あいかわらずのサービス精神で発表会を終えました。

 

えーまたまた たまたま居合わせた者での写真です。
ちょうどこの間、いろいろと働いていらしたかたには申し訳ないです。

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今回個人的には、譜面台の出し入れなどで大きな体で舞台をせかせか走っている姿がちょっとミットもないと言われました。もっとたっぷり落ち着いて進行しなくてはと思いました。
反省会は23日にあります。また次回はさらに楽しくなるでしょう。

たくさんのご来場ありがとうございました。また関係者の皆様ご協力ありがとうございました。